コーヒーのしみ抜きと応急処置のコツ

うっかり付いてしまったコーヒーのしみは、早めの対応が肝心です！
時間が経つと、色素が繊維に定着してしまうため、早めに応急処置をしてしみをきれいに取り除きましょう。

寒い日はホットコーヒーが美味しいですね。
しかし、手がすべってうっかりこぼして、お洋服についてしまった……！！
そんな、経験はありませんか？
コーヒーのしみは色が濃く、そのまま放置してしまうと頑固なしみになってしまいます。

そうなる前に、適切な「応急処置」をしましょう。

【応急処置の仕方】
① 乾いた布やティッシュでつまむようにやさしく水分を取りましょう。
② しみがついた部分の裏側に乾いた布やティッシュをあてがって、表側から乾いた布やティッシュをポンポンと優しく叩きながら、汚れを裏側につけるようにしみを落としましょう。

この時、おしぼりや水がついた布を使用したり、ゴシゴシと強くこすったりしないように注意です！
つい焦ってやりがちですが、汚れ落ちが悪くなったり、衣類を傷めたりする原因になりますのでやめましょう。

応急処置をしたら、早めにお洗濯をしましょう。

お洗濯をする前に必ず確認しておきましょう！
・水洗いが可能かどうか
・デリケートでは素材はないか
・お気に入りのお洋服かどうか(しみ抜きに失敗したくない)

もし、上記に１つでも該当したら、クリーニング店に早急にご相談することをおすすめします。
クリーニング店では、衣類の状態やしみによって適切な方法でしみ抜きをしています。

家庭でのお洗濯でも、適切な方法でしみ抜きすることが可能です。

【ご家庭でのしみ抜き方法】
① しみがついた部分を濡らして中性洗剤（衣類用洗剤・食器用洗剤）を付けて手で優しくもみ洗いをします。
② 水洗いをして洗濯機に入れて洗濯をしましょう。

何度か繰り返し、それでも取れない場合は「酸素系漂白剤」でのつけおきもおすすめです。
詳しいつけおきのコツは、クリーニングのエブリのブログをご覧ください。
ワイシャツの黄ばみの原因とお手入れ方法

コーヒー以外でも、しみが付いてしまっても慌てず、乾いた布で応急処置をすればしみが残る可能性が低くなりますよ！

また、時間が経ってしまった頑固なしみはクリーニング店にご相談ください。
有料のしみ抜き対応をいたします。特殊な技術と溶剤で、お洋服にあった作業をしてしみ抜きをします。

ぜひ、しみでお困りの場合はお近くのサンヨークリーニンググループ店舗にご相談ください。